命の110番
2010年 11月 09日
一応スーツは着ているが
髪の毛ボサボサの50位の
オッサンが右手にメモ用紙、
左手に古びた黒い鞄を持ち
生気の無い顔でうちのビルを
見上げながら、上っていくのが見えた。
またぁ セールスか
「イリマセン」ってはっきり言ってやろう。
追い駆け上がろうとしたところ
オッサンが早くも階段を降りてきた。
「何かこのビルに御用ですか?」
ちょっと語気強めで言葉を吐いた。
「あっ、いえ、そのぉ・・・」
はっきりせん奴じゃ。早よ言え!
「命の110番ここら辺じゃなかったですかねぇ・・・」
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・
オッサン死ぬな。
死んだらアカンーーー
髪の毛ボサボサの50位の
オッサンが右手にメモ用紙、
左手に古びた黒い鞄を持ち
生気の無い顔でうちのビルを
見上げながら、上っていくのが見えた。
またぁ セールスか
「イリマセン」ってはっきり言ってやろう。
追い駆け上がろうとしたところ
オッサンが早くも階段を降りてきた。
「何かこのビルに御用ですか?」
ちょっと語気強めで言葉を吐いた。
「あっ、いえ、そのぉ・・・」
はっきりせん奴じゃ。早よ言え!
「命の110番ここら辺じゃなかったですかねぇ・・・」
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・
オッサン死ぬな。
死んだらアカンーーー
by tequilacho
| 2010-11-09 17:32